エベレスト食肉センター日誌

ゲーム制作その他について書きます。

東京ゲームダンジョン3楽しかったよレポ

東京ゲームダンジョン3に行ってきた

行ってきました!

インディーゲームのイベントというものがもともと大好きだったので、今回晴れて出展者側になれたことが大変嬉しかったです。

 

試遊したゲームの感想もあわせて書いているので、そこだけ読みたい!って方は目次からジャンプしてください。

 

初出展の感想

とても……楽しかったです……。

2~3分想定で作った試遊版が(選択肢でスキップできたにせよ)5~7分あったのは予想外でしたが、皆さんとてもじっくりと遊んでくださって本当に嬉しかったです。

試遊で気に入ってパッケージ版をお迎えしてくれた方もいれば、ずっと気になってたよ!と声をかけてくれた方もいて。以前参加したもくもく会でご一緒した方も何人か声をかけてくださって、とても心強かった……。

感想や褒め言葉を受け取るのが上手くなくて、終始上手におしゃべりできずすみませんでした。でも作品が全てですので……少しでもなにか感じていただけてたら、嬉しいなあと思います。

家に帰ってプレイしてくれた人も本当にありがとう。いろいろ言いたい感謝はあれど、気になって触ってくれたことが何よりも嬉しいよ。これは本当に、心からの感謝です。

 

設営の振り返りとしては、

・モニター⇒PVを流し続ける

・PC⇒試遊

と分けたのは良かったなと思っています。

 

ノベルゲーって多分興味ない人はほんとに興味無いと思うので、一目見てこれはノベルゲー!しかも暗いやつ!と伝わる形にしたことで、悲しい不一致を引き起こさなくて済んだなァと。試遊をこんなにたくさんの人にしてもらえると思ってなかったので、ほんとに全部衝撃的に嬉しかった。

 

なんとなく、こんなゲームやってくれる人なんかいるんだろうか……と思っていたので、やってくれる人を視認できたのは本当に今後の活力になりそうです。

これはリアルタイムの感想。笑

ただ実際に何人の方に試遊してもらえたのかがわからない(=次回イベントの目算が立てにくい)のがちょっと反省点です。次回からはカウンターを用意しようかな。

 

今回は初出展ということもありミニ机にしましたが、デカい机にしたらよかったなとは思った!!!

次回はデカくやっていくぞ。

(参加を検討している人向けに書き添えておくとすれば、ミニ机1個+椅子3個あれば問題なく出展者側2名&試遊1名のスペースは確保できました。ミニでも広い!)

 

 

試遊したゲームたち

当日はサークルメンバーの荻野と共同でうろつきましたが、今回は僕が足を運べたゲームのみのレビューになります。本当は全部行きたかった……!!!

 

イモタベルカ様「ぎゃるすも」

閉会ギワギワでお邪魔したぎゃるすも!!!

製作者のイモタベルカさんがなんと札幌からのご参戦ということで死んでも行くぞと思っていたので、無事死なずに挨拶出来て良かった……!

あのね面白いのよねそして奥深い

最初はゴリ押しできるのか……?と思ってトントントン!としていたのですが、本物の紙相撲のように、トン、トン、トン、右、左、右、と進めた方が「勝てる」……と気づいてからが本番。

閉会ギワギワということで双方時間がないとは承知の上で、されど、ムキになって何度もやらせていただいてしまった笑

ゲーム性だけじゃなくて、キャラが可愛いのもたまらないです!

現地では気づかなかったのですがボイス可愛すぎ。

なんというか【1家に1台ぎゃるすも】だなと思いました。何時間もやるゲームではないけれど、日常のあらゆる勝ち負けをぎゃるすもで決めたい。ジャンケンで決めてたことをぎゃるすもで決したい。僕はそう思う。

 

hanedaSK. Games様「星つなぎのフォトン

実はサークルTwitterを立ち上げた段階から目を惹かれていたゲームで、プレイするのをとても楽しみにしていました。キャラクターと惑星のデザインがとても可愛くて……

そして、心に残っているのがゲームダンジョン用のPV

 

癒 や し と き ど き ポ ス ト ア ポ カ リ プ ス

……全員ここまでPV見た?

今回の試遊では「癒し」部分をたくさんいただきましたが(フォトンかわいい)、ポストアポカリプスになれるでしょうリリース版がいっそう楽しみになりました!

肝心の星つなぎ部分は僕がゲームが下手過ぎて自分でびっくりしましたが楽しかったです。宇宙モチーフが大好きなので、リリースが楽しみだあ~!

 

イベントでは裏メニューの「ホラーのやつ」も触らせていただきました。

とても怖面白かったのであちらもリリースが楽しみ……ホラーの試遊、平静を保つのが大変ですね!笑 自分のサークルに帰ってから震えました。笑

 

ザクロ弁当屋様「Romp of Dump」

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凄く楽しみにしていたのですが混んでいたので、試遊はちょこっとだけとさせていただきました、僕たちゲーム製作者側が遊ぶよりも、来場した皆さんが触るべきだと思ったので(というか僕たちはもくもく会で贅沢に見せてもらったのである)。

 

僕が今回なんだかんだたくさん話せたキャラクターはルークさんだった

 

彼としゃべった時間はちょっぴりだったけど……この人不穏が過ぎないか。カワイイんだけど……もっと知りたいよねどう考えても。

このカワイイキャラクターとのギャップ、そして数分のトークで惹きつけてくれる表現って本当に凄いです。今冷静に話していますが、僕は割とルークさんのことが好きになってブースに帰りました。

荻野と僕は写真も撮ったよ

なんで僕はサークル名にしたのにお前は名前なの?

 

ザクロスケさんのLive2Dの動きおよびその動きをつけるまでのこだわりや愛情にはイラストレーターの荻野が、短い会話文でキャラクターの魅力を伝えるシナリオ力には僕が、2人揃っていたく感銘を受けました。

下記のリンクからアズくんの2話までがっつり遊べるようなので、僕たちも時間ができたら2人で触らせていただこうと思っています!

 

荒寧針治療様「トワエデン」

この可愛さ、説明不要級。

超楽しみにしていました。

ドット絵――ピクセルアートって言った方がいいのでしょうか、とにかく可愛すぎる。懐かしいのにとっても新しくて、このゾワゾワする感じはまさにインディーゲーム!です。

システムも凄くて……正直言ってやってもらったほうが早いのですが、あえて説明させていただくとすれば、ゲーム内の仮想PCを操作することで進行します。ゲーム内のキャラクターたちはこちらのことを『キャラクターだと思って』会話をしてくるけど、操作しているのは自分というのがなんだかゾワゾワ。

トワエデン、おそらく「永遠(トワ)楽園(エデン)」かなと思うのですが、いったいエデンってなんなんだろう。見た目なども変更できるようなので、メタバース的な意味なんだろうか?だとしたらエラーを吐いたり、不穏なシステムの全部って――

……なんて、この文章の書きぶりから察して欲しいのですがとても《普通にオタクとして楽しみにしているゲーム》です。予想が当たってても嬉しいし、全部外れて「やられたー!」って思うのも楽しみ。どっちでもいい、早くプレイしたい。

プログラミング担当とイラスト担当で分業されているということで、それぞれがとっても上質……僕はシナリオなので「文章で表現する」がすべてなのですが、だからこそ、プログラムとビジュアルから脳に直結でわからされる感じ、本当に好きです。

ポスターもつよつよでした……!

本当はじっくり遊びたかったのですが、後ろに並んでいる方もいて、譲りたかったこともあり相当自制して離席しました~……早くやりたい、マジでそれ一点です!

また製作者のあらちりょうさんがとても優しく……そしてびっくりするほど気さくでとても嬉しかったです。ちょっと……いつか……ゆっくり喋れることを祈りマス……!

 

おはな世界様「ノウ-know-」

今回のイベントで一番に行くって決めていた、キングオブ大好きゲームです。

 

 

最高です。

ホームページも最高なので貼り付けておきます。

ohanasekaigame.wixsite.com

 

最高ですね。

一番に見に行く!どんなに時間がなくても絶対にこのゲームだけは見に行くんだ!と心に決めていたらなんとスペースが目の前にあったので見事一番に見に行くことができました。大興奮すぎてプレイがカスだったのが今でも本当に恥ずかしい

knowの良さは、僕がいくら語っても本当にしかたないと思うのでPV見て欲しいし、好きだって人がいたら隣で話し合いたいくらいなのですが、なんのために記事書いているのかわからないので言いますと全部良いです。ビジュアル、音楽、わくわくするようなストーリーの導入……僕の好きなの、全部ある!そんな感じです。

緊張と喜びと興奮で上滑りする会話(僕の)、自分が製作者側だったらキレそうになるカスのゲーム進行(僕の ゲームは悪くない)、すごく心残りが多いので早くまたプレイしたいしリリースが楽しみです。人は楽しみにしすぎると何もできなくなりますね。

感想が下手。

雰囲気に重点を置かれたゲームということもあり、プレイしている内容とか、敵に苦戦したこととかはもちろんとして、プレイすることで体感する世界というのが本当に好きでした。あの世界に行ってみたいなあ、そんな感じのゲーム……またやりたいな!?

 

製作者のおはな世界さんのブログもなんだかおもろかったので貼っておきます。

note.com

 

ぼ、僕がこんなに好きになったゲームを、ゴミだと思っている、製作者が、いることに、お、驚きですね。ゴミじゃなさすぎないか?……

僕も文系人間でプログラミングができないので、おはな世界さんに勇気をもらうような気持ちで遠くから応援させていただきたいです。僕はなんにもできないから全部人に任せてしまって、でもおはな世界さんは全部ご自分でやられていて……もちろん自分のやり方を卑下するつもりはないけれど、ものすごく頭の下がる思いです。

 

お疲れ様でした

イベント、出展者としても、いちゲームのオタクとしてもとても楽しかったです!またぜひ参加させていただきたいし、素敵なゲームとの出会いを大切に、たくさんのゲームに触っていけたらいいな。

今回、僕の身内で『初めてインディーゲームのイベントに来た』という方も多かったのですが、みんないろんなサークルに立ち寄って帰って行ってくれたようでそれも嬉しかったです。インディーゲームは楽しいよ。本当に!

うちのサークル《爆爆赤青》もこれからのんびりいろいろやっていこうと思うので、一緒にこの世界を楽しんでいってくれたら嬉しいです。